フィットネスや筋力アップの強い味方として定番の「プロテイン」。しかし、トレーニング中にプロテインを飲むと、かえってパフォーマンスや消化に影響が出ることもあります。今回は、名古屋のジム【Speciale】が「トレーニング中にプロテインを飲むデメリット」を徹底解説!正しいタイミングで賢く摂取しましょう。
1. 消化負担が増しパフォーマンス低下の原因に
トレーニング中は血流が筋肉へ集中し、消化器官には回りにくい状態に。
そのタイミングで固形に近いプロテインを飲むと、胃腸に負担がかかり、
気持ち悪さ
動きの鈍り
集中力低下
を招くリスクがあります。
2. 水分バランスが乱れる可能性
トレーニング中は大量の発汗によって水分と電解質(ミネラル)が失われます。
プロテインシェイクだけを摂取すると、水分補給が不十分になりやすく、
筋肉痙攣
疲労感の増大
熱中症リスクの上昇
につながる恐れがあります。
3. 血糖値の急上昇・急降下でパフォーマンスが不安定に
プロテインドリンクには糖質(フレーバー付きやホエイプロテインWPIなど)も含まれることが多く、
血糖値の急上昇
トレーニング後半の急激なエネルギーダウン
を招く場合があります。
安定したエネルギー供給を維持するには、トレーニング前後のタイミングで少量ずつがベターです。
4. 目的別の栄養バランスが崩れやすい
筋肥大、減量、持久力アップなど、目的によって必要な栄養バランスは変化します。
トレーニング中にプロテインだけを摂取すると、
脂質やミネラル不足
ビタミンB群やクエン酸など補酵素の欠如
といった偏りが生じ、効率的なカラダづくりを妨げることも。
5. 正しいタイミングを逸すると筋タンパク合成の効果が下がる
プロテインの最適摂取タイミングは「トレーニング前30分〜後30分」。
トレーニング中に摂ると吸収速度が遅れ、筋タンパク合成のゴールデンタイムを逃すリスクがあります。
アミノ酸がすばやく届くBCAAドリンクなどを併用すると、トレーニング中のエネルギー源としておすすめです。