トレーニングを止めたらどれくらいで重量が落ちるのか?

こんにちは。今日はトレーニーなら誰しも一度は気になる話題、「トレーニングをやめたら、どれくらいで重量(筋力)が落ちるのか?」について書いていきます。

◆ そもそも筋力ってどれくらい維持できるの?

筋力は筋肉量と神経系の働きによって支えられています。トレーニングを止めても、すぐに筋肉が落ちるわけではありません。ですが、身体は“使わない機能は削る”という省エネ設計。早ければ1〜2週間ほどでパフォーマンスの低下を感じ始める人もいます。

◆ 時系列で見る「筋力低下」の流れ

● 1週間以内

まだほとんど変化はありません。軽いデロード期間(回復目的の軽めトレ)と似たような状態で、むしろ筋疲労が抜けて重量が上がる人もいるくらいです。

● 1〜2週間

神経系の働きが鈍くなり、重さが「重く感じる」ようになります。実際に筋肉が減るというよりは、出力のコントロールが鈍る段階です。

● 3〜4週間

筋量にも徐々に変化が。特に、速筋(パワー系の筋肉)は使用しないことで萎縮しやすく、扱える重量も少しずつ落ちていきます。ここからが「本格的に筋力低下を感じるゾーン」。

● 1ヶ月以降

目に見えて筋肉が落ちてきます。ベンチプレスやスクワットのMAXが10〜20%落ちるケースも。筋肉の“張り”や“厚み”も減ってくるため、見た目にも影響が出てくる頃です。


◆ 回復はどれくらいかかる?

安心してください。筋肉には「マッスルメモリー(筋肉の記憶)」があるため、一度つけた筋肉は戻すのが意外と早いです。
例えば、1ヶ月休んだとしても、2〜4週間でほとんど元のレベルに戻ることが多いです。


◆ まとめ

休止期間筋力の変化
〜1週間ほぼ変化なし(むしろ回復)
1〜2週間神経系の鈍化、やや重く感じる
3〜4週間筋力・筋量ともに低下が始まる
1ヶ月〜見た目・数値ともに明確に低下

◆ 最後に:休むことを恐れすぎないで

「少し休んだら全部リセット…」なんてことはありません。たまには休息も必要です。
ただし、休む期間が長くなるほど“戻すのに時間”がかかるのも事実。できれば完全にゼロではなく、軽い運動や自重トレを続けると、筋力の維持がしやすくなります。


興味があるテーマや体験談があれば、ぜひコメントで教えてください!