ダイエットにストレスホルモンがNGな理由とは?

「なかなか痩せない…」「食事制限も運動も頑張ってるのに体重が落ちない…」
そんな時、見落としがちなのが“ストレス”の存在です。
特に注目したいのが「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾール
実はこのホルモン、ダイエットにとって大きな敵になることがあるんです。


ストレスホルモン「コルチゾール」とは?

コルチゾールは、副腎から分泌されるホルモンで、ストレスを感じた時に体を守るために働きます。
例えば、血糖値を上げて脳の働きをサポートしたり、炎症を抑えたりと、本来は必要な存在です。

でもこのホルモン、慢性的に高い状態が続くとダイエットには大きな悪影響を与えてしまうのです。


なぜコルチゾールはダイエットにNGなの?

① 脂肪が溜まりやすくなる

コルチゾールの分泌が続くと、内臓脂肪が増えやすくなることが研究で分かっています。特にお腹まわりがぽっこりしやすくなるのはこの影響。

② 筋肉が分解される

ダイエット中は筋肉を維持したいところですが、コルチゾールには筋肉を分解してエネルギーに変える働きも…。これでは代謝が落ちてしまい、痩せにくい体に。

③ 食欲が増す

ストレスを感じると甘いものや高カロリーなものを欲するのは、コルチゾールによる食欲の増加が関係しています。理性で抑えようとしても、ホルモンの影響には逆らいづらいんです。


ダイエット中にストレスを減らすには?

以下のような方法で、コルチゾールの分泌をコントロールすることができます。

  • 睡眠をしっかりとる(7〜8時間)

  • 軽めの有酸素運動やストレッチでリフレッシュ

  • 深呼吸や瞑想などで自律神経を整える

  • 完璧を求めすぎない食事管理

  • たまには好きな物を食べて心の栄養を補給


まとめ:ダイエットは「心の健康」もセットで考える

痩せることだけに意識がいくと、知らず知らずのうちにストレスがたまり、逆効果になることもあります。
心が疲れている時は、少し立ち止まって休むことも大切。

「頑張りすぎないダイエット」こそ、結果的に続けられて痩せられる近道です。
ストレスとうまく付き合いながら、健康的なボディを目指していきましょう!