“慣れ”が成長を止める瞬間

トレーニングを続けていると、ある日ふと気づきます。
「頑張っているのに、変わらない。」

それは努力不足ではなく、慣れが起きているサインかもしれません。


■ 成長が止まる3つの「同じ」

① 同じ刺激

体はとても賢く、同じ刺激にすぐ適応します。
最初は効いていた種目も、慣れてしまえば「日常の動作」に近づき、刺激として認識されなくなります。

→ 筋肉は「新しい負荷」にしか反応しない。


② 同じコンビネーション

格闘技やスポーツでも同じです。

いつも同じ動き、同じ流れ。
安心感はありますが、神経系は活性化しません。

→ 予測できる動きは、身体にとって“省エネ動作”。


③ 同じ重量

重量を変えないことは、現状維持の選択です。

もちろんフォーム習得の段階では重要ですが、
ずっと同じ重さ=体にとって新しい課題がない状態。

→ 身体は「必要以上には強くならない」。


■ 「慣れ」は悪ではない

慣れは上達の証でもあります。
問題は、慣れたまま続けること

✔ 動きに余裕が出てきた
✔ 疲労感が減った
✔ 翌日の張りがなくなった

これは停滞ではなく、「次の段階へ進む合図」です。


■ 成長を止めない変化のつけ方

① 重量を変える

  • +2.5kgする

  • 回数を増やす

  • テンポをゆっくりにする

重量だけが負荷ではありません。


② 種目の角度・順番を変える

例:

  • ベンチプレス → インクラインベンチ

  • スクワット → ブルガリアンスクワット

同じ筋肉でも、刺激の入り方が変わります。


③ コンビネーションに「予測不能」を入れる

  • リズムを変える

  • フェイントを入れる

  • 逆側スタート

神経系が再び活性化します。


④ 可動域・テンポを変える

  • ゆっくり下ろす

  • ボトムで1秒止める

  • フルレンジで動く

軽い重量でも強烈な刺激になります。


■ まとめ

成長が止まる瞬間は、サボった時ではなく
**「慣れてしまった時」**です。

だからこそ、

変化は裏切りではなく、進化。

同じことを続ける強さと、
変える勇気。

その両方が、次のレベルへ連れていってくれます。