パワーは「足元」で決まる

トレーニングやスポーツで
「もっと強くなりたい」「パワーを上げたい」と思ったとき、
多くの人が上半身の筋力に目を向けます。

しかし、本当のパワーは――
足元から始まっています。


地面をどう使うかがすべての起点

パンチ、キック、ジャンプ、ダッシュ、ウエイト。
どんな動きも、最初に力を生み出すのは 地面との接点 です。

  • 地面を押す

  • 反力を受け取る

  • その力を体に伝える

この流れがスムーズな人ほど、
同じ体格でも「重い」「強い」動きができます。

逆に、足元が不安定だと――
力は地面に逃げ、体には伝わりません。


足裏・軸足・踏ん張りがパワーの通り道

■ 足裏:センサーでありエンジン

足裏はただの接地面ではなく、
バランスと力の方向を決めるセンサーです。

  • 母趾球に乗れているか

  • かかとが浮きすぎていないか

  • 外側に逃げていないか

ここが整うだけで、踏ん張りは別物になります。


■ 軸足:パワーの支柱

強い動きには必ず「動かない足」があります。

  • 投げる時の後ろ足

  • 蹴る時の支え足

  • デッドリフトの踏ん張り

軸足が安定すると、上半身は自由に力を発揮できます。


■ 踏ん張り:力を逃がさない技術

踏ん張りとは「止まる力」ではなく、
力を地面に預ける技術 です。

  • 膝が内側に入らない

  • 足指が床をつかむ

  • 体重が一点に偏らない

この状態が作れると、力は逃げずに体を通ります。


上半身だけでは強くならない理由

腕や胸をどれだけ鍛えても、
足元が不安定ならパワーは半減します。

例えるなら――
強力なエンジンを、滑るタイヤで走らせている状態。

逆に、足元が安定すると
同じ筋力でも「別人のように強く」感じられます。


今日から意識するポイント

  • 動く前に足裏の接地を感じる

  • 軸足を「動かさない柱」にする

  • 力む前に、地面を押す感覚を作る


まとめ

パワーは筋肉の大きさではなく、
地面からどれだけ力を受け取れるかで決まります。

強くなりたいなら、まず足元。
あなたのパワーの入口は、すでにそこにあります。