寒い季節になると、体がこわばって動きが鈍くなりますよね。そんな冬こそ「運動前のストレッチ」がとても大切です。実は、寒い時期は筋肉や関節の温度が下がり、柔軟性が低下しやすくなるため、ケガのリスクがぐっと高まるのです。
■ 冬の運動で起こりやすいケガ
・筋肉の肉離れ
・関節の捻挫
・腱の炎症
これらは、筋肉がしっかり温まる前に急な動きをしたことで起こることが多いです。
■ ストレッチだけじゃ不十分?
「ストレッチ=準備運動」と思われがちですが、実はストレッチの前に軽いウォーミングアップが必要です。いきなり静的ストレッチ(じっと伸ばすタイプ)をすると、筋肉を逆に傷める可能性があります。
■ 正しい冬のウォームアップの流れ
軽いジョギングやその場足踏み(3〜5分)
→ 体温を上げて筋肉を温める。動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)
→ 肩回し・脚の振り上げ・股関節回しなど、動きをつけて筋肉を伸ばす。運動後に静的ストレッチ
→ クールダウンとして筋肉をじっくり伸ばす。
■ まとめ
冬の運動前は「ストレッチをすること」よりも「体を温めること」が第一。
そして、動的ストレッチでスムーズに動ける体を作るのが、ケガを防ぐ一番のポイントです。
寒い時期こそ、丁寧な準備で安全に運動を楽しみましょう!
