トレーニングのやりすぎは逆効果!? オフの重要性を徹底解説

 

日々トレーニングに励んでいらっしゃると思いますが、「もっと早く成果を出したい」「ライバルに差をつけたい」と、ついついトレーニングの頻度や時間を増やしすぎていませんか?

実は、トレーニングのやりすぎは、せっかくの努力を無駄にしてしまうどころか、逆効果になる可能性があるんです! 今回は、「OFFの重要性」と「トレーニングの適切な頻度」について、解説していきます。


 

トレーニングのやりすぎが招く3つのデメリット

 

 

1.オーバートレーニング症候群のリスク

 

連日の高負荷なトレーニングは、肉体的・精神的な疲労を蓄積させ、「オーバートレーニング症候群」を引き起こす可能性があります。これは、倦怠感、睡眠障害、食欲不振、集中力の低下、免疫力の低下など、様々な不調を引き起こし、長期的なトレーニングの中断を余儀なくされることもあります。

 

2.筋肉の成長を阻害

 

筋肉は、トレーニング中に破壊された筋繊維が、休息と栄養補給によって修復・成長する「超回復」というプロセスを経て大きくなります。十分な休息を与えずにトレーニングを繰り返すと、筋肉は十分に回復できず、期待したような成長が見込めません。むしろ、筋分解が進んでしまう可能性さえあります。

 

3.怪我のリスク増加

 

疲労が蓄積した状態でのトレーニングは、集中力の低下やフォームの乱れを招き、関節や筋肉への負担が増加し、怪我のリスクを高めます。せっかくトレーニングを頑張っていても、怪我で長期間トレーニングできなくなってしまっては本末転倒です。


 

なぜ「OFF」がそんなに重要なのか?

 

「OFF」は、単に体を休ませるだけでなく、以下のような重要な役割を担っています。

  • 筋肉の修復と成長を促進: ダメージを受けた筋繊維が回復し、より強く太くなります。

  • 疲労回復: 肉体的な疲労だけでなく、精神的な疲労も軽減されます。

  • エネルギーの回復: トレーニングで消費されたエネルギー源(グリコーゲンなど)が補充されます。

  • モチベーションの維持: 適度な休息は、トレーニングへの意欲を持続させるために不可欠です。


 

SPECIALE トレーナーが推奨する効果的な「OFF」の過ごし方

 

 

1.質の高い睡眠:

 

成長ホルモンの分泌を促し、体の修復を最大限に高めます。毎日同じ時間に寝起きするなど、規則正しい睡眠習慣を心がけましょう。

 

2.アクティブレスト:

 

軽いジョギング、ウォーキング、ストレッチ、ヨガなど、 アクティブに体を動かすことで、血行を促進し、疲労物質の排出を促します。名古屋市内のお気に入りの場所を散策するのも良いでしょう。

 

3.栄養バランスの取れた食事:

 

筋肉の修復に必要なタンパク質はもちろん、エネルギー源となる炭水化物、体の機能を正常に保つビタミン・ミネラルもバランス良く摂取しましょう。

 

4.リラクゼーション:

 

マッサージを受けたり、ゆっくりお風呂に浸かったり、趣味の時間を持つなど、心身ともにリラックスできる時間を作りましょう。


 

トレーニング頻度の目安

 

トレーニングの最適な頻度は、個人のレベル、トレーニングの強度、目的などによって異なりますが、一般的には週に2~3回程度、同じ部位を鍛える場合は48時間以上の休息を挟むのが目安とされています。

SPECIALEでは、経験豊富なトレーナーが、あなたの目標や体力レベルに合わせた最適なトレーニングプランをご提案します。トレーニングの頻度や休息の取り方について不安な方は、遠慮なくご相談ください。


 

まとめ

 

「 頑張ること」も大切ですが、「休むこと」もトレーニングの一環です。しっかりと休息を取り、体が良い状態でトレーニングすることこそが、目標達成への近道です。