自分に勝つためには 〜筋トレが教えてくれること〜

毎朝ベッドから出るのがしんどい。
ジムに行く時間を作るのが面倒くさい。
今日はちょっと疲れてるから、休んでもいいかも。

そんな自分と、あなたは何回戦ってきただろう?

筋トレを始めてわかったことがある。それは、一番の敵は他人ではなく、自分自身だということ。

「今日はやらなくていい理由」を並べるのは簡単

人は言い訳の天才だ。「雨が降ってる」「昨日よく寝られなかった」「仕事が忙しい」。
でも、その“言い訳”を乗り越えて、ジムのドアを開けた瞬間、自分にちょっと勝てた気がする。

バーベルを握るたびに、もう一人の「やめとけよ」と囁く自分が顔を出す。
でも、その声を振り切って1レップ、もう1レップと積み重ねるたびに、自信と誇りが芽生える。

自分に勝つということは、小さな積み重ね

筋トレは地味な作業の繰り返しだ。すぐに結果なんて出ない。
でも、**「昨日より1kg重く上げられた」**という事実が、確かに成長を証明してくれる。

これはトレーニングだけじゃない。
早起きできた、食事管理が続いた、甘い誘惑に打ち勝てた——
どんなに小さなことでも、「今日の自分」が「昨日の自分」を上回ったら、それは勝利だ。

鍛えられるのは筋肉だけじゃない

筋トレは筋肉を強くする。だけど、それと同じくらいメンタルも鍛えてくれる。
「やりたくない」を「やる」に変える力。
「できないかも」を「やってみる」に変える勇気。

自分を律する力が身につくと、不思議と他のことも上手くいくようになる。
仕事、人間関係、夢。すべての基礎にあるのは、**“自分をコントロールできるかどうか”**だから。

最後に:勝つのは「他人」じゃなくて「昨日の自分」

SNSを見れば、バキバキの身体の人、重たい重量を軽々上げる人が目に入る。
でも比べるべきはそこじゃない。

昨日より前に進めたか。
1週間前の自分より、ほんの少しでも強くなれているか。

自分に勝つって、そういうことだ。

だから今日もジムに行こう。たとえ気が乗らなくても。
重たいバーベルの下で、弱い自分をねじ伏せるその瞬間が、
一番リアルな「成長」だ。

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